エステマネージャーWEB

エステマネージャー

ご意見・ご感想はこちらから

『営業停止9ヶ月!!』

業界を騒がせたミュゼ騒動も落ち着き、脱毛専門サロンもホッとしたところに、また新たな騒動が起きたようです。

昨夏に報道された脱毛専門サロン「エターナルラビリンス」の営業停止。

定額制とうたっていましたが、実はコース契約をしているのは業界では周知の事実で、いずれは景品表示法で指導を受けるとは思っていましたが営業停止とは!しかも9ヶ月は重いですね。

でもこれだけではなく、予約が取れないのに取れるといったり、解約を止める行為をしていたりと、その相談件数は5年間で520件は多いですね。

以下は消費者庁の発表を抜粋したものです。


同社は、自社のスマートフォン向けサイト等に、月額9,500円の契約等により任意の月単位で全身脱毛の施術(以下「本件役務」という。)の提供が受けられるかのような広告を行っていましたが、実際には17万円を超えるコース等の勧誘を行っており、9,500円は、契約代金を一括で支払った場合の1か月当たりの金額でした。さらに、同社は、店舗における施術機器数、施術部屋数、エステティシャンの人数等に対して会員数が過大であり、予約を取ることが困難な状況にありながら、「間違いなく予約が取れます。」等と不実のことを告げて特定継続的役務提供契約(以下「本件役務提供契約」という。)

(虚偽誇大広告)

(4)同社は、予約制のエステティックサロンであるところ、多数の会員が予約が取れないにもかかわらず、「1か月に1回は必ず予約が取れます。」「うちは間違いなく予約が取れます。」、「予約はすぐに取れる完全予約制です。」等、予約の取りやすさをうたい、本件役務の魅力を判断する要素となる事項について不実を告げて勧誘していました。
(役務の内容に関する不実告知)

2
(5)同社は、クーリング・オフをした消費者に対し、速やかに消費者から受領した金銭を返還する義務があるにもかかわらず、返金に際して「○○店に取りに来てください。」と告げるなど、債務の履行を不当に遅らせていました。また、中途解約をした消費者に対し、「解約してもお金は返せません。それは無理です。」と返金を拒否したり、「銀行のシステムのトラブルで、振込みが遅れてしまいました。」、「銀行に連絡がちゃんとされていませんでした。」と繰り返すなど、本件役務提供契約の解除によって生じる債務の全部又は一部の履行を不当に遅延させたりしていました。

(解約した消費者への返金に関する債務不履行)

(6)同社は、原則として3か月に4回の頻度で施術を提供する債務を負っているにもかかわらず、上記債務の履行を不当に遅延させていました。
(施術に関する債務履行の不当遅延)

(7)同社は、本件役務提供に係る前払取引を行っており、業務及び財産の状況を記載した書類を、事業年度ごとに当該事業年度経過後3か月以内に作成し、本件役務提供契約に関する業務を行う事務所に遅滞なく備え置かなければならないところ、店舗に当該書面を備え置いていませんでした。
(財務内容の不開示)

9ヶ月も新規の契約が無いというのは企業にとって致命傷となる可能性があります。はたしてミュゼのようなホワイトナイトが現れるのか、自力でいろいろと策を練るのか。

もし破綻ということになればエステ業界にも与える影響は大きいので今後の動向に注目したいと思います。

●次回予告 『王子様、現れました』

エターナルラビリンスの報道から1ヶ月が経っても何も動きが無く、消費者庁への事業計画書も提出がされてないらしいとの・・・

<2017.05.01更新>

Copyright(c) 2011 EstheManager WEB All Rights Reserved.